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コンクールに向けた食生活準備・その2

コンクールや舞台の時に役立つおやつについて。

前回の記事を読んでいない方はまずそちらを読んでから進んでくださいね。

おやつとはメインの食事(朝・昼・夕)の間にとる、間食のこと。

子供が3時に食べる甘いお菓子・・・っていうイメージが強いと思うんだけど、

そもそも何で「子供」が「3時に」食べるんだと思う?

子供は頻繁に食べないとエネルギー切れになってしまうから。

子供は大人に比べると一度の食事で食べられる量ってそんなに多くないよね。

でも成長中で、しかも走り回ったり考えたり一日中すごくアクティブだから、必要なエネルギーは3食で食べられる量以上に多いもの。

そこで、

食事の間に間食をはさむことで成長に必要なエネルギーを補給できる

というわけです。

これ、ダンサーも同じ。

たとえば満腹の状態でカンブレとかグランアレグロとかフェッテターンとか、きついでしょ。

でもエネルギー不足になったらせっかくの練習が身につかない・・・。

それなら、

ちょこちょこ間食をはさんで必要な栄養をとろう。

だから、ミニ食事みたいな感覚でとれるもの。

アイディアはこっちで書いた通り、

  • ナッツ&ドライフルーツ(小袋に分けられていると便利)

  • ベビーチーズとクラッカー

  • おにぎり

など、季節関係なく手に入るものをまずは確保しておくのが賢い。

そこから種類を増やしていって、

  • バナナ

  • スムージー

  • フルーツジュース

  • ラテ系のドリンク

  • ビスケット

  • 蒸しパン

  • サンドイッチ

  • ヨーグルト

などなど、オプションは無限大。

舞台前後のおやつ選びのコツ

ステージの前と後でとるおやつで大事なことを知っておきましょう。

舞台前のおやつは脂肪分と食物繊維少な目

これは、消化を助けるため。

脂肪分は炭水化物・タンパク質と比べて消化に2倍近くかかるからね。

消化して体が使える状態になる前に舞台になっちゃうよ。

例えば、玄米おにぎり(食物繊維豊富)よりも白米のおにぎり。

カツサンド(揚げ物)よりもハムサンドとかね。

舞台後のおやつはタンパク質と炭水化物をとるようにして

1曲踊るたびに必要なわけじゃないんだけど、舞台やコンクールが終わってから、夕飯まで時間がある場合。

使った筋肉を修復するのと、次のレッスン・舞台に備えてスタミナをアップさせておくために、タンパク質と炭水化物をとってリカバリーを促進するの。

たとえばおにぎり (私のおにぎり好き、わかる?)

これだけだと炭水化物はとれてもタンパク質はとれないよね。

そこでちょっとアレンジして出来るのが、たまごおにぎり。タンパク質と炭水化物両方が簡単にとれちゃう優れもの。

失敗した卵焼きがあれば是非おにぎりの具にして。

ドライフルーツとナッツのコンビネーションも持ち運びが楽だね。

舞台後のおやつはあくまで夕飯までのつなぎ。

お腹いっぱいになるまで食べる必要はないけど、まったく何も口にしないのは考え物。

舞台前後は緊張感やストレスで胃も敏感になるから、自分に合うおやつは今の内から試しておいて。

本番になって新しいものを試すのはおなかがびっくりしちゃうリスクが高いからね。

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