DDD Centre for Recovery

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炭水化物が悪いのか、それともその考えが悪いのか

ダンサーが悪いものとして捉えている栄養素ナンバー1は、炭水化物じゃないでしょうか?

少なくとも私がクリニックでみている限りではそうです。

ある日朝起きたら突然炭水化物が怖くなっていたというわけではなくて、

「炭水化物は太るから」

とか

「糖質は脂肪になるから」

というダイエット的な考えから始まって、ごはんを抜いたり、パンを食べないようにしたり、煮物からじゃがいもだけ抜いたり、甘いお菓子は一切禁止したり・・・極端な行動に走るわけです。

そしてそれを続けていると、だんだんと主食となる炭水化物のものに対する恐怖心が募ってくるわけです。

『制限する=正体がわからない=怖い』

という図が自分の中で作られてしまいますから。

炭水化物って、私たちの主食になるお米や麺・パン類に豊富に含まれているでしょう。

そもそもなんでこれらが主食なんだと思いますか?

それはね、命をつなぐために必須だからです。

毎日の生活をしていく上で必要不可欠なエネルギーを与えてくれるものなんです。

脳には糖質が必要不可欠です。

筋肉を培うにも、タンパク質をプロセスするために糖質が必要です。

細胞も組織も、炭水化物無しでは死んでしまいます。

「炭水化物が悪い」から炭水化物そのものがあなたを苦しめているのか、

「炭水化物を悪いとする考え」があなたを苦しめているのか、

どちらなんでしょう?

  • 冷え性

  • むくみやすい

  • 疲れやすい

このような症状に心当たりがある場合は、炭水化物を制限している可能性が高いです。

それは意図的であるかもしれないし、知らない内に足りていなくなっているのかもしれない。

どちらにしても、食べないことにはこれらの症状は改善されないし、食事・栄養に関する凝り固まった考えも変わりません。

ちなみに糖質制限ほどリバウンドしやすいダイエットってない。

糖質制限で体重が落ちるのはそのほとんどが水分だから。脱水状態っていうこと。

だからカラダに必要な十分な食事(炭水化物含む)をとるようになったら水分量も元に戻るから。

一時のダイエットに騙されず、カラダの声を聞いてあげましょう。

炭水化物不足で踊り続けられるカラダは存在しません。

Fumi x