DDD Centre for Recovery

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カロリーって何?

カロリーと聞いて、まず何を思い浮かべますか?

体を伸び縮みさせるもの?

体重を減らしたり増やしたりするもの?

正体不明の怖いもの?

カロリーの正体

1kcalは1Lの水の温度を1℃上げるために必要な熱量のこと。

つまりエネルギー。

食事から摂れるエネルギーが、カロリー。

ダンサーのように人1倍エネルギーを必要としている人には必須のもの。

(実際にダンサーが必要としているエネルギーは、ダンサーじゃない人の1.5~2倍で、RED-Sや摂食障害から回復途中のダンサーであれば軽く2~3倍)

だけど普段見聞きするカロリーっていうのは、悪いもののように扱われていることが多くない?

カロリーオフやカロリーゼロ飲料とか、カロリー摂取を少なくすればするほど良いっていう考えを植え付けがち。

カロリーはエネルギー。ダンサーにとって絶対的に必要なもの。

食事ってエネルギーを補給するものでしょう。

体を動かす以前に、基礎代謝だけでも体は莫大なエネルギーを必要とします。

心臓を動かしたり、脳を働かせたり、体中の内臓の機能を支えたり・・・「何もしてない」つもりでも体はせっせと色々な仕事をこなしてるのね。

そこにバレエレッスンが入るんだから、ダンサーにとったらカロリーってまさに救世主!

ダンサーはカロリーを摂るからこそ踊れる

例えば携帯の充電が切れそうなとき、「充電量半分」とか「充電機能ゼロ」の充電器、使う?

使わないでしょう。

そう考えると、コンビニもスーパーも薬局も、棚一面に「0カロリー」食品が並んでるのって異様だと思わない?

おかしいよね。

「これを食べても体の機能を支えるのに必要なエネルギーはとれないですよ」って言っているようなもの。

商品のカロリー表示は敵?味方?

もしもあなたが、「十分なカロリーを摂ろう!」っていう意志でカロリー表示を使っていて、少なくすることよりも十分な量に到達できるように足していく、という使いかたが出来るなら、価値がある。

もしもカロリー表示を見て「これ以上は摂っちゃダメ」という考えにいきがちなら、カロリー表示は見ないのが一番。

カロリーカウントしないからこそ得られる良いこともある。

Count the memories, not the calories

「カロリーよりも思い出をカウントしようね」

「お誕生日に○○kcalのケーキを食べちゃった」よりも「お誕生日に大好きな友達と食事をしてバレエの話ですごく盛り上がった!」っていう思い出が残る方がよっぽど幸せじゃない?

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