ロイヤルバレエスクールの食事ポリシーから分かること
世界的に大きなバレエ団や付属スクールには、Nutrition Policy (食事ポリシー)が存在します。
さらに、摂食障害ポリシーも存在します。
今日は一例としてロイヤルバレエスクールの食事ポリシーを見てみましょう。
メインとなるポリシーは3つあって、その1つにはこう書かれています。
all students eat and drink in ways that enable them to perform at their best
生徒は自分にとって踊るためにベストな食事を心がけること
食事をとりやすい環境を整えるのはスクールの役目。
食事をとるのは生徒の役目。
バレエスクールは食事について習うところじゃないんです。
そこに入る頃には自分に合う食事(スタイルは量、頻度など)をある程度分かっているのが前提なんです。
もちろんレッスン量が変るし、日々のスケジュールも慣れ親しんだものとは違うだろうから、そこらへんの調節は入ってからする必要があるけどね。
それが効果的に出来るのは基礎の基礎を整えている人のみ。
だって考えてみて
→スクールに入ります。
→新しいスケジュールで目が回るほど忙しくなります。
→新しい課題も山積みで毎日へとへとになって部屋に帰ってきます。
そんな状態でどんな食事をとったらいいか、一から考えている時間もエネルギーも残っていないのが現実なの。
何をどれだけ食べるとリカバリーできるとか、いつ食べておけば何時まで体力がもつとか、事前に大体分かっておけば悩みも少なく日々の食事がとれます。
だから、今出来ることから始めよう。
基礎の基礎を理解して実践していることを前提で話すね。
1.今の食事を書き出してみる。1日だけじゃなくて、3日分くらいあると尚良し。
2.レッスン中の体力またはスタミナはどんな具合?集中力が途切れたり、疲れて体が動きにくくなる時はない?
3.レッスンの翌朝は体力回復してる、それとも疲れを引きずってる?
2のレッスン中の問題は、レッスン前とレッスン中に間食をとることで改善されます。
3はリカバリーの問題だから、レッスン後の食事を十分にとれているか見直したましょう。特に夜遅く帰宅する場合、夕飯や夜食を抜かしてしまっていませんか?
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