レッスン後の食事について

踊る前の食事には気を使っていても、踊った後の食事についてはあまり考えていないダンサーが多い。

もしくはレッスンが遅く終わることが多いから食べない、という選択肢をとるダンサーも多い。

 

これ、レッスンで吸収したことの大半を無駄にすることになるからすごく残念。

 

○○時以降は食べたらいけない」とか、

「夜は○○しか食べたらいけない」とか、

 

まず根拠のないダイエット論は無視しましょう。

 

身体のためにならない情報は切り捨てるのもダンサーとして身体をケアするステップの1つです。

 

さて、

レッスン後にどうやって栄養補給をするかで次の日の体の動きに差が出ます。

特にカンパニーやダンススクールやサマースクールなど、朝からレッスンが続く場合、この差ははっきり見えてきます。

普段レッスンは学校の後夕方だけだから、というスケジュールに油断していると、せっかく伸びるチャンスを逃しちゃうからね。

 

① まずは食べること

レッスン後何も食べないのは一番大きな間違い。

痩せるためとか、太らないためとか、ダイエット中だからとか、色んな理由を聞くけどね。

今までレッスン後に何も食べていなかったダンサーで、食べ始めて体調が改善しなかった人はいません。

 

人間の体は寝ている間にリカバリー(修復・回復)をするんですよ。

レッスン中に使った筋肉の修復も寝ている間に行われる。

そのためにはエネルギーが絶対的に必要だから、何も食べずにレッスン後寝ると、体は修復作業が出来ません。

 

② 炭水化物とタンパク質

これはレッスン前の食事と同じ。

炭水化物とタンパク質、どっちか1つじゃなくて両方をとるようにしよう。

ごはんと厚揚げの味噌汁とか。

うどんに卵おとしたり。

ミネストローネは野菜だけじゃなくて豆類とパスタを入れるとか。

 

③ 寝る時間は削らない

レッスンが遅くまである場合、食べるために睡眠時間を遅くする必要はありません。

その代わりスマートに考えて

 

レッスン終了から就寝まで2時間ない場合は、汁物や消化の良いものをメインにしよう。

雑炊とかうどんとかね。

 

もしくは分食。

レッスン後の帰り道におにぎりとかバナナとかサンドイッチを食べて、家に帰ったらは豆乳系の飲み物やヨーグルトをデザート感覚で食べる。

 

自分の体に何が合っているかは、朝起きた時の感じや次の日のレッスンの具合、そして睡眠の質を目安にしてみて。

 

自分の体に大切なエネルギーを補給してあげるっていう感覚を忘れないで。

 

Fumi x

 

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