
摂食障害って何?【タイプ・影響について】
バレエは摂食障害のリスクが特に高い世界です。ダンサー、指導者、そして家族であれば必ず知っておかなければいけません。正しい知識を身につければ、予防も早期治療も可能になります。そうすればダンサーの命も将来も守ってあげることが出来ます。まず第1弾は摂食障害のタイプと診断について。

どうしたら体重を増やせる?
体重が著しく低下、もしくは成長期なのに体重が増えないというのは、身体からの危険信号。成長期の場合十分な成長が出来ないし、大人の場合月経や骨密度に影響するし、放っておくと脳も萎縮してしまいます。この場合「食べれば済む話じゃん」って思う人が多いんだけど、それが出来ればまず問題になっていないんだよね。効果的なのは4つのステップをとって、少しずつ増やしていくこと。

ダンサーが他よりも摂食障害になりやすい理由
摂食障害というのは、食べ方に症状が現れる神経性の疾患そして代謝異常。最大の要因は遺伝子で、そこに性格や性分、社会環境などが複雑に重なりあって発症するものです。ダンス特にバレエは高リスクに分類されてるため、正しい知識を身につけて予防をすることが大切です。

バレエダンサー「だから」摂食障害になる?
バレエダンサーだから摂食障害になるっていうのは勘違いです。バレエが摂食障害を起こすわけでもなければ、ダンサーのせいで摂食障害になるわけでもない。摂食障害というのは凄まじく複雑な疾患で、遺伝、心理(精神・性分など)そして社会的な物事が重なって引き起こるものなのです。