【摂食障害治療】良い治療者の見分け方

こんにちは。

 

この記事は、6月2日の世界摂食障害アクションデイのためのプレゼント記事です。

摂食障害の治療において、良い治療者(医師、カウンセラー、心理士、管理栄養士、精神科医など)の見分け方。

 

1.摂食障害の身体的&精神的両方の面を理解している

例えば拒食症の場合・・・体重が回復すれば拒食症が完治するわけじゃないんです。

(そう思っている人も多いし、何よりそう考えている治療者も多い・・・!!)

 

体重回復は最初の1歩。

 

身体が十分な栄養を補給したところで、心&食事両方のカウンセリングで根本的な解決に挑めるようになるんです。

 

2.体重と食事以外のことについてもしっかりと考慮してくれている

例えばバレエダンサーの場合・・・ダンサーの今までのバレエとの関わり方、体重・体型に関する考え、友人関係、先生やスタジオとの関係、家庭環境、バレエ以外の趣味、バレエ有り無しでの食事とのかかわり方、ダンサーとしてのゴールvs人としての人生の目標、などなど、体重と食事のこと以外にも目を向けてくれる人であれば、複雑な摂食障害の治療もしっかりとサポートしてくれます。

 

3.治療者本人がダイエットをしていない

している場合は・・・逃げてください。

本気で言っています。

 

摂食障害を発症する人は感受性が非常に強い人が多いんです。

(ダンサーが一般人よりもなりやすい理由の1つがこれ。)

 

どれだけ治療側が隠そうとしても、その人がダイエットをしていたり、食事・身体・体型などに対する偏見をもっていたら、患者側の摂食障害の完治は非常に難しくなります。

その他にも細かいことを言い出したらキリがないんだけど、私が重要だと思うのはこの3つ。

 

実際、この3つがしっかりしていない治療者・カウンセラーの患者さんは再発が続いたり、完治しないまま治療を終了されてしまったりという、残念な出来事が多いのを見てきています。

勇気を出して治療を受けるんだから、最良の経過を送れるよう、しっかりとした人を見つけましょう。

ダンサー・治療家・指導者が知っておくべき摂食障害基礎知識シリーズ過去記事はこちら:

Fumi x

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