HAES®とは?バレエと摂食障害との関係性
HAES®は Health at Every Size の略で、体重差別をなくし、人々が平等に尊厳に満ちた扱いを受けられるようにしましょう、という理念です。
人種差別や性差別同様、体重で人の優越を計ったり、太っているのを理由にいじめたり不適切な対応をすることをやめましょう、ということ。
バレエの世界でも摂食障害の現場でも、HAES®は大いに関係しています。
痩せなさいと言う人は信用するな
「痩せなさい」という言葉のダメージは、その言葉の裏に隠された「今のあなたじゃ価値がない」というメッセージ。「痩せなさい」という人は、表面的なことしか見ていない。「痩せなさい」は、言う側にとって都合の良い、エゴイスティックなコメントでしかないんです。
食べて痩せれば問題なし?
「すごーい、(そんなに)食べても太らないんだね!」とか、「そんなに食べたら太るわよ!」というコメントは、食べる力を奪います。このようなメッセージが蔓延すると、ストレスなどに対応するコーピングスキルが食事制限または過食、もしくは体重コントロール、という乏しいものになります。ダイエットのサイクルから抜け出せなくなってしまいます。自分の言動に注意を払ってみませんか?