ボディイメージが向上すると食事も改善するのはどうして?
ボディイメージというのは自分の体に対する意識(捉え方)のことで、それによって生まれる(自分自身に対する)感情や思考も含まれます。人は価値がないものに対しては扱いが雑になるもの。だからボディイメージが低いと、無理なダイエットに走ったり、過食をしたり、体のケアやメンテナンスを怠ったりしてしまう。逆にボディイメージが高いと、自分をケアする行動を率先して行うようになる、だから食事も改善します。
言って良いこと悪いこと
意図していなくても、自分が発信した言葉やメッセージが相手にネガティブな効果をもたらしてしまうことは沢山あります。それは必ずしも言った本人が悪いということではありません。
よく、「ダンサーの自己肯定感を上げる言葉掛けってどんなのがありますか?」や、「摂食障害治療中の生徒にはどんな声掛けがいいんでしょう?」と聞かれることが多いのですが、もちろん何を言うかは大事。でもね、どんなことを言わないか、の方が大事なこともある。言うことではなく、言わないことで、その人の本質が見えてくることがある。
「痩せたね」は褒め言葉じゃない
休み明けによくあることってなんでしょう?
それは、 体重や体型に対するコメント 。
痩せた太ったっていうのを挨拶代わりにしている人の多いこと!
自己肯定感に悪影響なので、止めましょう。
自分を卑下して何の意味があるんでしょう?
特にアジアの文化では自分を卑下することが美徳とされていますね。でも自分を卑下することで、自分にどんな影響があるんでしょう?自分を卑下することで自己価値が下がることはあっても上がることはないはずです。自分を否定するということは、認める余地も改善する余地も与えないということですから。
自分を認めることは諦めることじゃなくて責任を持つということ
自分を認めるっていうことは、今の自分が精一杯のケアを受ける価値があるって認めること。それは、質の高いレッスンを受ける価値。しっかりと寝て体力を回復する価値。十分に食べて身体を育ててあげる価値。自分の身体を守る価値。分からないことは質問をして、ダンスに対する理解を深める価値。諦めることとは正反対です。
ボディイメージ向上法
食事は知識だけでなくボディイメージにも大きく左右されるものです。食事に関する悩みを解決できるのは、食生活を見直して、改善して、継続していくだけの価値が自分にあるということを自覚している人。では、どうしたらボディイメージを向上させられるのでしょう?今日から出来ることを3つシェアします。
ボディイメージと食事の関係
ボディイメージというのは自分の体に対する意識(捉え方)のことで、それによって生まれる(自分自身に対する)感情や思考も含まれます。人は価値がないものに対しては扱いが雑になるもの。だからボディイメージが低いと、無理なダイエットに走ったり、過食をしたり、体のケアやメンテナンスを怠ったりしてしまうのです。
「最後の○○キロが落ちない」のは落とさなくて良いからだよ
「最後の数キロが落ちない」っていうのは、あなたの体がす必死に「これ以上は危ないからやめようよ」と教えてくれている状態。その声を無視して続行するか、聞いて考え直すかは、あなた次第。