自分を認めることは諦めることじゃなくて責任を持つということ
ダイエットや食事制限は自分のカラダを痛めつける行為
小学校や幼稚園の時、いじめっ子っていなかった?
そのいじめっ子は、どうして他の人をいじめるんでしょう?
それは、自分に自信がないために他の人をコントロールすることで自信を得ようとしているから。
これが何でダンサーの食事に関係しているかっていうと・・・
自分に価値がないと思っていたり、「完璧な食事をとることが出来ない」と思っている(=自身がない)場合、何かを痛めつけることによってコントロールを得ようとすることがあります。
そこで、無茶食いをしたり、極端に食事を我慢する。
どちらも身体を痛めつける行為だからね。
自分の価値を認めることで、セルフケアが改善する
人間は本当に大切なものは絶対に守るように行動するように出来ているの。
だから自分の価値を見てめているダンサーは食事だけじゃなく、レッスンやリハビリや睡眠でも自分が良くなる(成長する)ことを自然と選択する。
逆に自己肯定感が低かったり、自分には価値がないって思っている場合、「価値がない=本当は大切じゃない」っていう考えになるから、自分にとって利益のある選択(例えば、身体にとって良い食事をしたり)がしにくくなる。
認める=諦める、ではない
「自分を認めるのはいいけどさ、そしたら好き勝手食事することになってそれはそれで駄目じゃない!?」
や、
「ちゃんとした食事をとるの諦めちゃうじゃん」
って思う場合は、
それは根本的な理解が違ってる。
好き勝手っていう表現や、「諦めちゃう」って言っている場合、すでにそこで「自分を大切にしていない」っていうことがわかるよね?
自分を認めるっていうことは、今の自分が精一杯のケアを受ける価値があるって認めること。
それは、
質の高いレッスンを受ける価値。
しっかりと寝て体力を回復する価値。
十分に食べて身体を育ててあげる価値。
自分の身体を守る価値。
分からないことは質問をして、ダンスに対する理解を深める価値。
「お母さんが食べろっていうから」
「先生が○○を食べなさいっていうから」
「痩せなさいって言われたから」
っていう、誰かがそうしなさいって強制しているからじゃなくて、
「私は私の身体のために、身体が元気になる食事をしてあげたい」
っていう考えが根底にあれば、正しい食事の知識をすんなりと自分に応用することが出来る。
自分と自分の身体のために責任をもつってそういうこと。
Fumi x