正しい知識はダンサーを救う

先週の今頃は Dancers Life Support の Ai さんとDLSのブックイベントを楽しんでいました。

2017年に出会ってから「ダンサーの人生を目いっぱいサポートしたい」という目標が同じだったことから意気投合して、今回もこうやってイベントにゲストとして呼んでもらって、ダンサーの為の食事セミナーもさせていただいて、感謝の気持ちでいっぱいですよ。

Aiさんがいなくても私は Dancers Don't Diet としてオーストラリアでダンサーの身体のケアと摂食障害治療の仕事を続けていたけれど、日本もカバー範囲に入れられたのはAiさんのおかげ。

「オーストラリアはこうで、日本はこうなんだよ」っていう違いを目のあたりにさせられたし、意外と(っていうと失礼?)ダンスもスポーツも摂食障害も知識・治療ともに前線をいっているオーストラリアで勉強・仕事出来ている幸せも実感できた。

おかげで今はこっちのリソースとか全部日本語に訳すのにすごく時間とってるんだけど、どうしてくれる?笑

嬉しい忙しさだよね。

管理栄養士っていうとダイエットのためのカロリー計算とか商品開発をしてるイメージが強いかもしれないんだけど、

私は「食べること」のプロとして人の身体を大切にする・治療する・守るのが仕事だと思ってる。

そこで必要なのは食べ物個々のカロリー知識よりも、人の食行動に対する知識と理解

ダンサーは食べることに関する問題が一般人よりも多いんだ、残念なことに。

そこで「まあ、ダンサーだからしょうがないよね」で済ませるんじゃなくて、リスクが高いことを理解した上で、ダンサーが自分の身を守れるように知識とスキルを与えられたら?

もしかしたらそれでも「別にどうでもいいし」と思って何もしないダンサーもいるかもしれない。

でも自分の身体に責任をもってケアするために、そのいくつかの知識やスキルを活用するダンサーの方が多いと思う。

だって、自分の身体大切でしょ?

そしたら防げるケガは防げるし、ココロもカラダも毎日気持ちよく踊れるし、ダンサーとしてのキャリアだけじゃなくてその後の道だって広がる。

私はダンサーをサポートするのが好きだし、マニアックな勉強も好きだし、それを周りにシェアするのも好き。

だからそうやってダンサーの人生をサポートするネットワークが広がっていくのは嬉しいし、その大きなきっかけをくれたDLSのAiさん大好き。

ダンサーってね、賢いんです。

だから正しい知識を手に入れられれば、自分でそれを活用するようになるし、応用だってする。

指導・ケアする側の責任は、ダンサー1人1人のオプションを出来る限り広くしておくことだと思うの。

だから常に正しい情報と知識を手にいれて、それを惜しみなく提供することが必要なんだよね。

まだ始まったばかりではありますが、今後もDDDとDLSをよろしくお願いいたします。

これからもダンサーのケアを提供していくのが楽しみです。

Fumi x

Fumi Somehara

Fumi is the Founder and Principal Dietitian of DDD Centre for Recovery. Her expertise is in Dance Nutrition and Eating Disorders Treatment. She is passionate about supporting individuals to nurture respectful and compassionate relationships with their food and body.

https://dddcfr.com.au/fumi-somehara-bio
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ダンサーの食生活ワークショップ無事終了