DDD Centre for Recovery

View Original

血糖値コントロールダイエット

最近、「血糖値コントロールダイエット」なるものが流行っているとか?

それは「血糖値を上げないため」の食事だそうです。

でもね、ちょっと待って。

血糖値は上がるべきものです。

上がらないっていうことは昏睡状態っていうこと。もしくは全く上げないで下げて行ったら昏睡状態に陥ります。

そんなの良いわけないよね。

このグラフの通り、血糖値っていうのは一日を通してアップダウンします。

See this content in the original post

(Diabetes Daily より) Breakfast=朝食、Lunch=昼食、Dinner=夕食

これには何の問題もない。

むしろ体が正常に働いている証拠。

人間の体はそれによって動けるように作られているから、一定のレベルをずっとフラットに保つべきではないんです。

問題に成り得るのは、このアップダウンの幅が著しくて、しかもそれが頻繁もしくは長時間(または長期間)起こっている場合。

ちなみに血糖値というと糖尿病を思い浮かべると思うんだけど、糖尿病はまさにこのアップダウンの幅が大きくてコントロール出来ていない状態。

その場合、血糖値のモニタリングを継続すること、そしてアップダウンが激しくならないようにマネージすることが大事。

血糖値の動きが上記のグラフのようになるためにね。

ダンサーの場合、血糖値そのものを気にするよりも、エネルギーの持続性を考慮しましょう。

すぐにエネルギーが必要な時 VS エネルギーを長時間継続させたい時

この二つのシチュエーションを把握して、それに応じて食事をとるスキルが必要。

例えば午前中は長時間のレッスンやエクササイズやリハーサルなどをこなすために長時間エネルギーを持続させる必要がある。

だからお餅やおにぎりメインの腹持ちの良い朝ごはんにする。

夜は公演があるから、後半集中力が途切れないように幕間エネルギーを補給するのがスマート。

だからビスケットやジュースなどを素早く飲める・食べるものを用意しておく。

このように、血糖値は下げれば良いものではなく、自分のニーズに合うように調節できる範囲で調節するもの。

だから血糖値コントロールダイエットやらで炭水化物を抜いたり、極端に減らしたりしないこと。

低血糖が続くと集中力も体力も落ちます。

ダンサーのEbook(2021年はレビューの年なので販売は一時中断中)でもお話ししている通り、炭水化物はダンサーの味方なんです。

毎日ご飯類(主食)を食べることで、体力やスタミナ、そして集中力や思考力もアップします。

筋力アップのためにタンパク質を摂ることを考えているなら尚更、炭水化物も必要になってきます。

その他ダイエット関連についてはリソースセンターの無料資料や、オンラインワークショップ(いつでも開始可能&3ヶ月間録画内容にアクセスし放題)も参考にしてください。

Fumi x