コンクールを乗り切る食事法

今月末からローザンヌが始まりますね。

コンクールだからといっていつもと全く違う食事をとらなきゃいけないわけではないけれど(むしろそれは逆効果)、ちょっとしたコツを把握しておくと踊りの質が上がるし、精神的にも良い効果が得られます。

 

1.朝ごはんをしっかり食べる

これはもう基本中の基本。

日中ハプニングがあっても乗り切れるように、朝食こそしっかり食べる必要があります。

構成は炭水化物メインで、タンパク質もしっかり。

食物繊維と油分は控えめにすることで胃腸系のトラブルも回避出来ます。

例:

  • 親子丼(朝からそれはヘビーだと感じる場合は、鶏肉をお麩に代えることで、食べやすくしながらも必要なエネルギーはとれる)

  • おにぎり+卵焼き+お味噌汁(具は豆腐やじゃがいもなど)

  • サンドイッチ(ハム、チーズ、卵など)

 

2.間食を沢山用意する

コンクール当日はバタバタするし、緊張で食欲が減ったり、いつもと勝手が違う会場で食事を摂るタイミングを逃したりしがち。

出番の時間によっては、「今食べると満腹すぎるけど、食べないとエネルギーが足りなくなる」という微妙なタイミングもあったりする。

満腹の状態でカンブレとかグランアレグロとかフェッテターンとか、きついでしょ。

でもエネルギー不足になったらせっかく練習してきた全てを出し切れない。

そこで、

ちょこちょこ間食をはさんで必要な栄養をとろう。

だから、ミニ食事みたいな感覚でとれるもの。

例としては、

  • ナッツ&ドライフルーツ(小袋に分けられていると便利)

  • ベビーチーズとクラッカー

  • おにぎり

など、季節関係なく手に入るものをまずは確保しておくのが賢い。

そこから種類を増やしていって、

  • バナナ

  • スムージー

  • フルーツジュース

  • ラテ系のドリンク

  • ビスケット

  • 蒸しパン

  • サンドイッチ

  • ヨーグルト

などなど、オプションは無限大。

間食も炭水化物+タンパク質のミックスで、脂肪分と食物繊維は少な目に。

これは、消化を助けるため。

脂肪分や食物繊維は炭水化物・タンパク質と比べて消化に2倍近くかかるため、踊る前に摂りすぎると、消化が間に合わない。

例えば、玄米おにぎり(食物繊維豊富)よりも白米のおにぎり。

カツサンド(揚げ物)よりもハムサンドとかね。

全く摂ったらいけないわけでもないから、どうしても食べたいなと思ったら食べることも大事。

 

3.水分補給を忘れずに

「トイレが近くなっちゃうから・・・」って我慢するダンサーが多いけど、水分が足りなかったら筋肉の動きは悪くなります。頭の回転も、水分が足りなくなると鈍くなるばかり。

一日中ちょこちょこ飲むのを忘れないで。

効率よく水分補給するなら、スポーツドリンクや、少し甘味のついた柑橘系ウォーターがお勧め。

 

Fumi x

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