思春期ダンサーのために親が出来ること

こんにちは。

ダンサー専門管理栄養士のフミです。

中学生ダンサーの娘さんを持つお母さんから質問をいただきました。

プロのダンサーを目指している中学2年生の娘がいます。親として食事で気をつけることなど教えていただきたいです。

サポーティブ(協力的)な親御さん、大好きです。

ということで、今日は家庭で親御さんができることを紹介します。

【1】 ダンサーの食事の基礎を提供すること

それ以上でも以下でもなく、まずはこれをしっかりと築き上げてください。

主食主菜副菜で固めることがまず第一。

詳しくは記事内容またはeBookを参照してくださいね。

【2】 ダイエットはしない&させない

親がダイエットをしていたり、自分の体型について卑下することが多ければ多いほど、子供はその態度や行動を学んでしまいます。

ダイエット・フリー・ゾーンを家庭で作ってください。

しっかりと十分に食べることは身体をケアするスキルです。

ダイエットはその大事なスキルを奪い、長期的に代謝の悪い体を築き上げます。

ダイエット業界の餌食にならない強さを持ちましょう。

【3】 できる限り一緒に食べる

家族で食卓を囲む機会が多ければ多いほど、子供はポジティブな食生活を送ることできるというエビデンスがあります。

これには2つ理由があって。

1つ目は、食事を通して人と繋がりをもつということが学べるから。

食事中にする他愛のない話ってとても大事なんですよ。

2つ目は、普段から一緒に食事をしていればちょっとした変化に気づくことが出来るから。

部屋で1人で食べたがるようになったとか、コンクール間近なのにごはんを少なめに盛るようになったとか、ダイエットの危険信号を一早くキャッチできます。

【4】 カラダの話をしよう

女の子ならば生理の話はもちろん、思春期を通して身体が変化するのは当たり前だというメッセージを普段から発信しましょう。

生理が始まって数年たっている高校生であっても、普段から生理周期や身体の変化についてオープンに話しておくことで、何か問題があった時に子供が相談をもちかけやすくなります。

まずは1つ始めることに意味があります。

大切なダンサーを守るのは、やっぱり親ですから。

Fumi x

ダンサーの食事を基礎から学びたい方は、DDDのEbookを活用してくださいね

Fumi Somehara

Fumi is the Founder and Principal Dietitian of DDD Centre for Recovery. Her expertise is in Dance Nutrition and Eating Disorders Treatment. She is passionate about supporting individuals to nurture respectful and compassionate relationships with their food and body.

https://dddcfr.com.au/fumi-somehara-bio
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