牛乳を飲まなくても骨は強くなる(勿論飲んでも強くなる)

骨って大事。

ポキポキ折れてたら踊ってられないもんね。

そして骨といえばカルシウム・・・だよね?

勿論これは全く間違っていないんだけど(むしろとっても重要だから忘れないでね)

カルシウム=牛乳、っていうオプションの少なさってちょっと窮屈だと思わない?

牛乳を飲んでも飲まなくても、骨を丈夫にすることは出来ます

乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ)がカルシウムを豊富に含んでいるのは本当。

牛乳コップ3杯程度で一日に必要なカルシウムがほぼ摂れちゃうから、確かに便利。

ただね、「牛乳飲むとお腹がごろごろする・・・」っていう人、いるでしょ。

アジア人の65-90%が乳糖不耐性(Lactose intolerant)です。

牛乳とかに含まれる乳糖を上手に分解できないの。

お腹にくるのはこのせい。おトイレに駆け込むことになっちゃうんだよね。

そういう人は無理してゴクゴク飲まなくて良いの。

骨も一緒に食べられる小魚や豆・豆製品(特に豆腐)、海藻(特に海苔)、青野菜、オレンジ、いちじく、アーモンド、ごま、などなど。

牛乳以外にもカルシウムっていうのは含まれてるんです。

例えば

  • おにぎりに海苔をまく

  • お味噌汁にお豆腐をいれる

  • お魚は圧力鍋の力を借りて骨までやわらかく炊いて食べられるようにする

  • おかずにほうれん草の胡麻和えとかはどう?

  • 胡麻豆腐も美味しそうだな

  • おやつにナッツ類を試してみる。小袋タイプだとカバンに入れておけるから、非常食に使えて便利かもしれない

ちなみに・・・

乳糖っていうのは加工プロセスでどんどん分解されていくから、ヨーグルトは牛乳よりも少ないし、チーズになるとほぼゼロ。

だから牛乳でお腹くだしちゃう人でも、チーズは全然平気っていう人は多い。

でも牛乳にアレルギーがある場合は乳製品全般で反応起こしちゃうから避けてね。

そして、骨を丈夫にするのは食事だけじゃない。

遺伝的なものもあるし、運動の種類も大きく関係する。

睡眠時間や質も大事。

女性の場合は生理も影響する

食事・栄養だけをとっても、実はカルシウム以外にもビタミンDとかタンパク質とか、結構色々なものが関係しています。

色々な角度からアプローチしていくことで強い骨が出来上がるんです。

勿論、これらは食事の基礎が出来ているのが大前提のお話し。

Fumi x

Fumi Somehara

Fumi is the Founder and Principal Dietitian of DDD Centre for Recovery. Her expertise is in Dance Nutrition and Eating Disorders Treatment. She is passionate about supporting individuals to nurture respectful and compassionate relationships with their food and body.

https://dddcfr.com.au/fumi-somehara-bio
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